木質燃料ペレット製造工場
(株)バイオマス再資源化センターはうるま市と沖縄市を跨ぐ中城湾施行地区に、工場と事務所を併設しております。
うるま市は農林水産省が進めるバイオマスタウン構想の表明都市であり、弊社も平成19年にそのひとつとして設立しました。
原料には様々な形状のものが搬入されますが、多くは建物解体によって出る建築廃材が大部分を占めます。
これらを破砕機にかけ、25mmアンダーのチップにします。
25mmアンダーのチップは異物除去と衝撃粉砕を経てより細かな粉末チップになり、それを押し固めペレットへと製品化します。
また、小さな釘等の金属類は磁選機によって選別されます。
※工場は夜間操業となっており、昼間は稼働しておりません。
ペレットは木の成分である“リグニン”が接着剤の役割となり固まります。ペレット表面のツヤはリグニンによるものです。
出来上がったペレットは沖縄電力石炭火力発電所へと出荷されます。